2009年 05月 12日
昨晩、ついに 「竜馬がゆく」 を読み終えました・・・ 読み終えてしまいました。。。 多くの人が、死をかえりみず奔走する姿に圧倒されました。 この本に登場する人たちは、たまたま歴史的に名が残った人たちで、 他にも、もっと遥かに多くの方々が、命をかけたのだと思います。 “侍” と呼ばれた人たちの、死に際の潔さを持ち出し、 現在の日本の、自ら死を選ぶ人の多さを説明しているのをよく目や耳にしますが、 読んでいる途中、このことに違和感を覚えました。 確かに侍の文化は、この “多さ” の一因になっているかもしれません。 ただ、この本を読んで、侍の死 と 現在、自ら選ぶ死の多くとは両極端をなすものだと感じました。 “侍”と呼ばれた人たちは、 “死” を尊び、 「 如何に逝くか 」、 「 何がために逝くか 」 ということ、 つまりは 「 どう生きるか 」 ということに向かい合い続けていた人たちであったのではないかと思います。 “侍” と呼ばれた人たちにとって “死” は、 目的ではなく、 「誇り高く生きる」 という真の目的を果たすために、 結果として “潔く受け止めるもの” となるに至ったのではないでしょうか。 ・・・と考えたり、 他にも色々なことを思ったり、感じたりしました。 ゆっくりと、じっくりと、 「竜馬がゆく」 を読みました。 読んでいないときも、色々なことに思いをめぐらせました。 読んだことで、今までよりもさらに “人” を好きになれたように思います(^^
by oriotia
| 2009-05-12 20:51
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